禁煙二週間したら感じた、いくつかの事
ヴァンキッシュ(PS3)をクリアしました。次は大神 絶景版(PS3)でもやろうかな。
あまごです。
タバコを吸わずに二週間ほどが経った。二週間の禁煙を体験してきて、今が一番ツライ、というか本当の意味で試されている気がしてならない。
禁煙を始めて一週間ほどは禁断症状に苦しむ時期だという。たしかに、私自身もだいぶ吸いたい衝動に駆られたし、それを抑え込むためにミント系のタブレットやガム、飴ちゃんなどを口の中に放り込み衝動が収まるのを待ったりした。吸いたいと思うしタバコを買っちゃおうかなと思ったけれど、もちろん行動に起こす事は無かった。
一日の中で衝動が起る回数も日を追うごとに少なくなり、起こったとしてもソレを抑え込むことに成功していく。だんだんと抑え込む労力も減っていった。禁断症状から解放されていく感覚があり、それが嬉しいと感じた。少し前までは頑張って抑え込んでいたのに、今ではさほど苦労しない。
起こったとしても抑え込めるという自信、抑え込んだという成功体験、その嬉しさ。
禁煙一週間が過ぎ、10日、11日・・・と積み重なるソレらが相まって、私は勘違いをするようになる。
-あれぇ? なんだよ・・・
-禁煙って簡単にできちゃうんだなぁ!
ってなもんである。愉快痛快。そしてお決まりのコレである。
-ん、これってもしかして、一本くらい吸っても良いんじゃない?
何故こう思ってしまうのか。それは、先に述べたように、禁煙って簡単に出来るんだと勘違いしているからなのだろう。一本吸ってもすぐ止められると思っているのだ。しばらくは止められたという実績があるから、すぐにまた止められると思うことにして、吸ってみたくなるのだ。実際に吸ってしまえばきっと、すぐ止められるから・・・まぁ・・・しばらくは吸っても良いか!となるのだろう。これがニコチンの恐ろしい所である。
私はいま、まさにこの「一本くらい」の興味と戦っている最中である。天網恢恢疎にして漏らさず。喫煙を悪事などと言うつもりは無いけれど、それくらいの気概を持って続けていきたいと思う。
ちなみに私は他の喫煙者に付き合って、未だに喫煙所に行く事もある。そこで私が喫煙していない事に気が付いた人が、私に向かって「あれ?吸わないんですか?」と、まぁ当然の問いかけをしてくる。その時に私よりも先に「あ!今、あまごさん止めてるんですよ!凄いですよねぇ!」と自分の事のように自慢してくれる人物が居るのだ。これがなんだかとても嬉しい。喫煙者から言われると、余計に嬉しく感じる。たったの二週間だけれども、ここまで来られたのは周りの理解者たちのおかげなのかもしれない。