あの人は今どこに・・・（私も含めて）
声に出して言いたい日本語は「すわ、一大事」です。いや別段、一大事でなくても良いのですが。驚いたときに「すわ」と自然に出てくる大人になりたい。かどうかはちょっとまだ判断できない。
あまごです。
かつて猫も杓子もミクシィミクシィの時期があった。世はまさにコミュニティ時代。友達の数が多い方が今でいうマウンティングできると信じられており友達の友達の友達という顔も分からないような人までもを友達と呼ぶあの不毛な戦い。あしあとがついたのなら誰が来たのかあいつは来ないのかコメントを残せ踏み逃げ厳禁まるで罪でも犯したかのような罵詈雑言。ならば訪れなければとそれはそれで糾弾される始末。素敵な出会いを享受しそれを謳歌できたのも束の間いつしか出会いを拒み交流が息苦しくなり日を追うごとにエントロピーは増大の一途を辿る。かくしてあの懐かしい日々は鳴りを潜め、文字通り仄暗い地の底へと沈んでいった・・・。
勢いに任せて偏見に満ち満ちたミクシィへの感想を述べてしまった事をお詫びします。私は私で当時はそれなりに楽しくやっていたのだが、界隈が上記に近い状態になっていったことや、単純に飽きてきたこともあり自然消滅的にログインしなくなっていた。
少し前になんとなくログインしてみたら、ちゃんと健在だった。当時の私と友達たちと、あの雰囲気がそのまま残っていて懐かしさと愛しさと切なさと心強さと恥ずかしさとが入り乱れて変な汗が出ちゃった。 友達たちは、全員ログインすらしていないようであったが、私もそうだったので何も言う立場にない。私をいじり倒してくれた、あの人たちはどこに・・・。
と少しだけおセンチになったところで、良い感じに更新していた日記をエクスポートして退会しちゃおう！て思ったので、ついさっき退会してきました。日記のエクスポートに関しては
こちらの関連ツール「mixi export（mixi日記エクスポートツール）」を使用させていただきました。手順通りにやって問題なくエクスポートできました。
自分で言うのもなんだが、自分で書いた文章が結構好きだ。ただ消してしまうのは惜しい。だったら今のブログで活用しても良いんじゃないかと思った次第。コピーするもよし、今風に編集しても良いではないか。そうして更新していく内に、ミクシィで友達だった人が感づいて
「すわ、まさか・・・あの時の！？」
という感動巨編になる予定である。書籍化決定である。夢の印税生活である。映画化である。スポンサーの意向で謎の改変がなされ、目も当てられない出来になるのだ。嗚呼なんて素敵な夢なのだろう。
