【映画】『サマータイム・マシン・ブルース』を観てみた

映画『サマータイム・マシン・ブルース』を観てみました。

あまごです。

ゆるゆると活動していたSF研究サークルに突如タイムマシンが現れる。半信半疑で使用するとどうやら本物のようで過去に飛ぶことが出来た。軽い気持ちで昨日の出来事を変え今日を変えることを思いつく。が、の結果として過去現在未来が変わり、全てが無くなってしまうという事が判明する。それを知ったサークルメンバーたちは過去を元通りにするために奮闘しながら・・・。

そんなコメディーなお話し。

全体的にとても懐かしい雰囲気に包まれた作品だなという感じ。緑や古い町並みの描画が多く、むわっとした日本の夏が感じ取れる。とても暑苦しい・・・でも嫌悪感はあまりない。サークルメンバーの軽いノリもソレに加担しているのだと思う。

タイムトラベルでいわゆるタイムパラドックスが主軸なので、途中で分けわからんなぁとなりそうだけれど、小難しい所はタイミングよく劇中でホワイトボードを交えて解説してくれるので問題なし。序盤の意味不明な伏線を、後半に怒涛の勢いで回収してくれるので観終わった後の爽快感は中々のもの。

青春の一ページを無理やり毟り取ったような、ドタバタコメディー。２００５年のお話だけど、古き良き日本の夏が思い出されてなんだか良いなぁと気持ちがジンワリしてしまった。肩肘張らずに気軽に観れる良い映画。