あまごのぐーちょきぱー

ぐーちょきぱーでー(×2) なにつくろー(×2)

喫煙とはなんだろう

いまプレイしているゲームはヴァンキッシュPS3)です。

あまごです。

 

閑話休題

 

※多分に個人的解釈が入っています。健康被害や禁断症状など、ちゃんと知りたい方は、ちゃんとしたサイトなどで見てくださいね。

 

私は喫煙者だ。中学生のころ、自宅の押し入れに仕舞われていた布団の間にソフトパッケージのマイルドセブン(現メビウス)が挟まっていたことがある。これが初めてのタバコとの出会いであると記憶している。なぜ、布団の間に・・・と思った方も多いだろう。私も当時は思ったし、今でも思っている。おそらく、家族の誰かが隠しておいたのだろうと思う。私の家族は、母親以外(父、兄、姉)喫煙者であった。過去形なのは、みな今は吸っていないからである。止めたけど・・・でも・・・!!というありがちな状況だったのだろうと思う。まぁ当時はそういう家庭であったのでタバコと出会うのは必然だったのであろう。ただ、当時の私は発見したそれがタバコであるという認識だけで、そこで吸いたいと思うことはなく、そっと隠してあった場所に戻した。時は過ぎ、高校を卒業したあたりで友人が吸い始めた。私はなんの考えもなくソレに続いた。以降、喫煙者でありもはやベテランの域に達したのではないだろうか。もちろん未成年の喫煙はイケない事である。良い子は絶対に真似をしてはいけない。さもなくば、私みたいになっちゃうゾ☆

 

はて、私みたい・・とは?

 

それは、こうして長年のあいだ目に見えない何かに苦しめられる事になる、に他ならない。そう、私は苦しんでいる。吸いたいと止めたいの狭間を行き来して、でも結果は分かっていて、何が何でも吸うことを選ぶ。吸いたい気持ちが100で、止めたい気持ちは0だ。でも建前上、止めたいという気持ちもあるんだよと、いつも誰かに言い訳をしている。たぶん、自分に言い訳をしているのだと思う。

 

タバコを吸うとリラックスできる、落ち着く、イライラが無くなる・・・。うわぁ素晴らしい。でもなんでリラックスしたくなるんだろう。落ち着かなくなったりイライラしたりするんだろう。ニコチンが切れたからだ。なるほど、じゃあタバコを吸えば摂取できるね。はぁ・・・落ち着く・・・はぁ・・・イライラしてきた・・・タバコを吸おう・・・んはぁ・・・これこれこれだよ。

 

当たり前だが、吸わない人はニコチンが切れる事による禁断症状(イライラなど)は出ない。 吸う人は禁断症状が出る。出るから吸う。禁断症状(マイナス)の時にタバコを吸って(プラス)、ゼロにする。を繰り返す。マイナスをゼロにするために吸う(まぁ厳密にいえば健康被害などもあるだろうから、ゼロでは無いんだけど・・・)。

 

結局のところ喫煙とは、ニコチンのニコチンによるニコチンのための行動なのだ。

 

こんな非合理的なことをなぜ・・・。食事の後やコーヒーのお供に、などの習慣で吸う場合ももちろんあるだろうけれど、いわゆるニコチン依存というやつで、支配されているといってもいいかもしれない。ニコチンが切れて起こる禁断症状をニコチンで穴埋めしているだけの立派な中毒者である。もしかしたら、ニコチンに踊らされているだけで、喫煙に意思など介在しないのかもしれない。

 

 ーでも、じゃあそもそもマイナスの状況を作り出さなければよいのでは?

 

ごもっともである。ぐうの音も出ない。完膚なきまでに叩きのめされた気分だ。

 

 ーマイナスの状況とは?

 

ニコチンが切れた時に起こる禁断症状の時だ。そうか。あと一歩な気がする。

 

 ーそれを作り出さないためには?

 

うぎぎ・・・ぐごご・・・

 

 ー喫煙に意思が介在しないのなら、意志を持って介在すれば良いのでは?

 

意志を持って介在・・・それはつまり禁・・・え・・n・・・・ぐふっ。

 

返事がない。ただの中毒者のようだ。とまぁ自虐はここまでにして、今後の私の為に、私は私がニコチン中毒であるという状況を明確に提示してみた。これを読んでくれた人の状況は分からないが、もし仮に喫煙に興味を持ってしまったのなら、

 

「吸うなとは言わないけれど、吸わない方が絶対に良いよ」

 

と私は言いたい。

 

~余談~

最近、もう一年以上は禁煙しているよという人に出会った。きっかけは?と聞くと、たまたまタバコを買い忘れて、その時にじゃあどこまで吸わないでいられるかな?って試してたら今も吸わずに居られているのだと教えてくれた。禁煙について色々と見聞きする中でおそらく、この成功例は稀だろうと思うが一つの希望であるとも思った次第。ひとまず私は禁煙を応援してくれるアプリをスマホにダウンロードしたのであった。