ネーコは一日にしてならず
アマプラ無料期間が終わっていたのに解約し忘れていて、しっかり500円取られています。ただ映画とか音楽とか、コンテンツ量が膨大すぎて500円でも安っすい!と思い始めて結局、解約しない方向に舵を取りました。
あまごです。
タイトルについては、頭にパッと思い浮かんだものを付けたので特に意味はありません。今のところは。記していく内に、無理やりこじつけていきましょう。
先日、人生で初めて「猫カフェ」なる場所に挑みました。
とととととと、と、とりあえず30分で様子見入店。ねこ・JaLaLaさんがどうとかいう話ではなくて、ねねねねね、ね、こ、猫カフェが初めてだから・・・。緊張してるから・・・。といった塩梅で入店すると、店員さんと猫多数がお出迎えしてくれた。色々と説明してくれて、手の消毒を済ませてから、いざ!
・・・。
ん~、猫がいっぱいいるなぁと思った。思い続けた。私は動けない。猫カフェでの最適ムーブが分からない。ひとまず周りを見渡し、他のお客さんの真似をするかの如く、私はおもちゃを手に取る。これで猫と戯れるのだな。なるほど。しかし猫は寄ってこない。私の緊張を感じ取っているのか。なんということだ。猫の髭は何でもお見通しというわけか。命が九つあるだけはあるな!錯乱してきた。猫たちは思い思いの行動をとっている。
入店時に頼んだコーヒーを飲み、心を落ち着ける。あるいはカフェインで興奮してしまったかもしれないが、カフェインは摂取してから20分程度しないと効果が出ないというではないか。30分コースで入店しているのに20分後にカフェインの効果が出るだなんて憎い演出だ!時間が足りない!いやまだ時間はある!錯乱してきた。猫たちは私の動揺を意に介さず自由に過ごしている。
スマホを取り出して、写真を撮ることにする。お店からの約束でフラッシュは厳禁だ。確認する。大丈夫だ。恐るおそるパシャリと一枚。また一枚。少しずつ場の空気にも慣れてきた。寝ている子は起こさないように、起きている子にロックオンし近づいていく。おもちゃで釣ることはもはや諦めた。私から踏み出さなくては、私が努力しなくては、なにも解決しない。
ゆるゆると手を伸ばし、頭を、撫でる・・・。素晴らしい。なんという毛並み。体温を、温もりを感じる。私は大げさにではなく、感動してしまった。人間以外の生物で久しぶりにこの温かさを感じることができたからだ。当たり前の話だが、生きているのだなぁと実感することが出来た。そんな当たり前のことに感動してしまった。
などと慌てふためきつつも、徐々に緊張から解放された私は次々に起きている子たちにアタックしていく。時には無下にされつつ、時に愛想を振りまかれ、私は30分という短い時間ではあるが猫カフェを堪能したのであった。
ローマは一日にして成らず。
大きなことを成し遂げるには長い時間と努力が必要という意味だ。
私はきっとまだ猫の魅力に気づけていない。
それに気づくまでには、もっと多くの時間と努力が必要なのだろう。
ネーコは一日にして成らず、というわけである。
(満面の笑みで強引に伏線回収完了)
ねこ・JaLaLaさんは、こじんまりとした店内ではありましたが、その分、猫たちとの距離が近くてとても良いお店でした。
※名前を聞き忘れましたが、サイトを見る限りだと「ゴマちゃん」でしょうか。
そんな目で見られたら・・・ゾクゾクしてまうやろ・・・。