あまごのぐーちょきぱー

ぐーちょきぱーでー(×2) なにつくろー(×2)

さりとて、ほどほどが一番良い

エアガンをまさにエアーでシューティングしても詰まらないので標的が欲しい。のでとりあえず100均のメモ帳を買ってみました。的になれば良いなって。

あまごです。

 

閑話休題

 

 私はアルコールに滅法弱い。ビールを一口飲もうものなら、すでに顔が真っ赤である。それどころか身体も赤くなる始末だ。飲めないと言って差し支えないレベルである。

 

だから私はアルコールの事はよく分からない。仕事の後の一杯が飲みたくなる事も無い。それが最高に美味い一杯だとしても。なぜなら私は飲めないのだから。寝れないからアルコールで無理やり落ちる事を思い付く事も無いし、缶ビールなどを片手に公園を散歩する気持ち良さも知らない。が、同時にその姿が不審者に見えているかもしれないと怯える心配がないのはありがたい。私には飲みたくなるタイミングは無いけれど、周りを見ればアルコールと言うのは色々なタイミングで飲みたくなるようである。

 

とあるビールのCMを観た。女性が道を歩いていると、ふいに目に飛び込んでくる焼き鳥屋。そしてビール。飲みたくなる女性。それを振り払おうとする。しかし抗えない。吸いこまれるように焼き鳥屋に入り、嬉々として喉を鳴らしビールを飲み、上唇に泡を付けながら極上の笑顔で「シアワセ(はーと)」と言うのだ。

 

アルコールが飲めない私でも、これは美味しいだろうと思う。まさに、この一杯の為に働いているようなもんだぜ!なのだろうし、すべてが報われる瞬間に違いない。それは分かっているし、適量なのだろうから問題は無いんだろう。毎日ってわけでも無いんだろうし・・・。分かってはいる、つもり、なんだけど・・・

 

『我慢できずに居酒屋に吸い込まれてビールを飲んでしまう』のって、どうなんだろうって思った自分が居たのだ。

 

これはきっと私がいま禁煙の真っただ中で、ある程度ニコチンが抜けてきたとはいえ、まだまだ欲望を制御しなければならない状況下にいるからであるように思う。要するに、羨ましいのだろう。忠実に欲望に従い、あんなにキラキラした笑顔を見せられたら嫉妬するに決まっているではないか。私は我慢しているというのに。まぁ自業自得と言えばそうなのだろうが・・・。

 

そのビールのCMが、仮にタバコで同じようなシチュエーションであった時に、もしくはタバコを吸いながらビールを飲むCMだったとしたら、それを見た私は果たしてタバコを我慢できただろうかと思ってしまうのだ。

 

タバコは1998年にテレビやラジオでのCMを自粛している。さらに改正健康増進法が2020年4月より施行されたことにより、喫煙者の方々には死活問題となるだろうが、私個人が得る喫煙に関する情報がさらに減ることになる。例えば道端で吸っている人を見ることは少なくなるだろう。どこかの記事でも述べた気がするが、情報を入れない事も禁煙には重要なポイントの一つだと思っているので個人的にはありがたい。

 

その点でいえば、アルコールを止めたい人にとっては、あの手のCMは恐怖そのものであろうなと思った。タバコは百害あって一利なしと言うが、アルコールだって飲みすぎは良くないだろう。止めたい人だって大勢いるはずだ。限度を守れなかった自業自得。確かにそうかもしれない。でも・・・と思うのである。

 

なので、CMの内容を変えてみてはどうだろう。通信キャリアのCMみたいに、何かを伝えようとしているのだろうけれどまったく伝わらない、あるいは伝える気がない、観ている側のセンスが問われていますよ?私どもは決してスベってなどはいませんよ?みたいなCMに。

 

唐突な通信キャリアCMのディスに、みなさま驚いているのではないだろうか。でも安心してほしい。一番驚いているのは私なのだから。